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2024/06/24 01:08

地総研様の「球磨焼酎海外プロジェクト」今年最後の事業「パリ商談会とディジョンジャパンウイーク出展」のため、10月14日鹿児島空港を出発しました。同プロフェクトでは2回目、今年通算4回目の渡仏となります。今回は今までと違い球磨焼酎の他4蔵元と一緒で、東京でもう一蔵元が合流、にぎやかな道中となりました。
パリに着いた次の日、午前中はジェトロ・パリを訪問してレクチャーを受け、午後からは日本食レストラン「OINARI」での商談会です。

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「OINARI」での商談会

飲食店関係がほとんどであったと思いますが、中には前回のサロン・デュ・サケでお会いした方々もいらして、話が弾みました。
夕食は、ルイーズ・ミシェル公園の階段を上りサクレ・クールを通って予約してあるモンマルトルの丘のレストランへ、「さっさと帰ってくれ!」と急き立てる警備員たちに促され降りてゆく観光客をかき分けながらひたすら上ります。

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サクレ・クールをバックに球磨焼酎6蔵元と地総研の宮野さん

次の日は朝一番から、我々球磨焼酎のメンバーだけで重いスーツケースを引きずりながら、La Gare du Nordからユーロスターに乗ってイギリス、ロンドンへジェトロ主催の商談会に出席するために旅立ちました。
今回のジェトロのロンドン商談会は、地総研の事業にアドオンする形で組み込まれたのでした。この間、他の地総研、TCI、及び熊本県関係者たちは一足先にメインの事業「ジャパンウイーク」参加のためにディジョンへ向かいました。

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まだほの暗いLa Gare du Nord

ユーロスターに乗る前に、パスポートを出して出国手続きです。
さて、列車にのりこんでみると、あれっ、僕一人だけ席が別の車両になっています。
そのわけはすぐにに察しがつきましたが、また後でご説明します。
さて、ロンドンに着くとロンドンのみ参加の2蔵元と別行動でこの後ディジョン参加の1蔵元と合流、商談会場に荷物を置いて各自昼食をとり、商談会スタートです。
実は、弊社の取引先であるPalmifranceはロンドンにもカスタマーを持っているとのことが分かり、今度の商談会ではインポーター、ディストリビューターと商談するわけにはいかなくなりました。僕の方針として、一つの国にインポーターとディストリビューターは一つと決めております。価格的な齟齬が発生する恐れがあるからです。正直、無理して来ることもなかったかな、という思いで今一つモティベーションが上がりません。
ただ、商談会自体はなかなか面白く、素敵な出会いも多々ありました。英国日本酒協会会長のMarie-Cheong-Thong氏もその一人。世界的に最も歴史のあるコンペの一つIWSCその他有名コンペで審査員をされており、ウイスキー、スピリッツのオーソリティです。
弊社の「超古酒とろしかや」を絶賛してくださいました。

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Marie-Cheong-Thongさん、「超古酒とろしかや」を大絶賛。

次の日は、ジェトロロンドンでロンドンにおけるマーケティングについてレクチャーを受け、有名小売店での市場調査。

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高価なウイスキーが並ぶ店内

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レア物のジャパニーズウィスキーもあります。

次の朝、一番でユーロスターに乗りパリに帰ると、他の仲間たちはParis La Gare de LyonからTGVでディジョンへ向かい、僕は一人パリに残ります。単独行動なので僕は別枠扱いになっていたのだと思います。ユーロスターで一人だけ別車両だったのはそのためでしょう。
出口も別ということもあり仲間とは顔を合わせることもなく別れたのでした。