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2024/06/24 00:57

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弊社の取引銀行の肥後銀行様とその関連法人、公益財団法人地方経済総合研究所様が取り組まれている「球磨焼酎海外プロジェクト」の一環として、フランスからバイヤーを招聘して球磨焼酎の蔵元を視察してもらう企画が二年越しでついに実現しました。
その最初の一人として選ばれたのが弊社の取引先であるS.A.S.U.Palmifrance のオリヴィエ・ドゥレンヌ社長です。既に2023年02月09日のブログで紹介しました通り、日本の優れた食材をヨーロッパ中に広く販売されている会社です。オリヴィエ社長は大変な目利きで、自らの足で日本国中を巡り歩いて眼鏡にかなう逸材を見つけて来られています。今年の一月、フランスの本社へお邪魔して初めてお会いした時、とても価値観が合うと直感しました。その時「君の会社にも行きたい。」とおっしゃっていましたが、こんなにも早く実現するとは思ってもいませんでした。まさに願ったり叶ったりです。
最初に蔵内をご案内したのですが、玄人でもなかなか聞かないような専門的な質問が矢継ぎ早に飛び出してきて舌を巻きました。大変な知識量です。

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その後、迎賓室(?)で、お茶を飲みお話をしながら弊社製品のテイスティングをしていただくのが常ですが、オリヴィエ社長には今更必要ないと思いましたので、最近蒸留したばかりの原酒3種類の香りを利いていただきました。弊社製品は10年以上というスパンで貯蔵熟成させますので、麹や醪もそのための造りになっております。麹の造りを変えた3種類の原酒を熱心に利き酒して適切なコメントをいただきました。

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その夜は人吉市の「和慶」で差し飲み。でも実は単なる歓迎会ではなく、9月11日にナントで開催されるPalmifrance社の展示会に弊社の焼酎に合わせて出すオードブルの研究を兼ねています。この料理にはこの焼酎、これはこの製品に合う、などと話し合いながら親交を深め合い、楽しいひと時を過ごしたのでした。
今度の展示会、実は通訳がつかないのでフランス語で挨拶と説明をしなければなりません。
かなりハードルは高いのですが、「やるだけやるさ!」と心が燃えて来るのを感じております。
かくして、記念すべき7月19日の夜はいつの間にか更け行くのでありました。