丸の内で高級水炊きの専門店をされている「若どり」さん、前々から行ってみたいお店でした。オーナーシェフの荒井淳一さんは、弊社に２度もおいで頂いております。
「くまもっと観光応援店」という大看板を背負って熊本の酒や食材を東京のお客様へ紹介していただいている、私たち球磨焼酎業界にとっても大恩人です。球磨焼酎の全蔵元の製品を置いていただいております。
　その日は弊社の営業不調法（部長）と二人で伺いました。


馬刺しの三点盛りと水炊き用の大鍋、長熟特吟六調子、太古一尊、和深も！

馬刺しの三点盛りと看板料理の水炊きをお願いし、本吟六調子を飲んでおりますと、白衣を着た荒井さんがお忙しいにもかかわらずわざわざ厨房から出て来て、弊社の他の製品をテーブルに並べて下さいました。
2月12日、弊社においで頂いたときお買い上げいただいたフランス輸出用商品「恍吟六調子」をスタッフの方々と利き酒したら、美味しくてあっという間に無くなってしまったエピソードなど、お聞かせいただき歓談いたしました。
その日はある会合が入っており県より木村副知事がおいでになるとのことでした。
やがて運ばれてきた水炊き、世の中にこんなにおいしい水炊きがあったのかと感動しながら舌鼓を打っていると、荒井さんが今お着きになったばかりの木村敬熊本県副知事をお連れ下さり、ご挨拶をさせていただきました。木村副知事とは一度熊本県庁でお会いしており、
開口一番に「素敵なネクタイですね。」とお褒め頂いたことをよく覚えております。
我々が普通着ているビジネススーツには色、形に一定のルールがあり、ネクタイは唯一おしゃれを楽しめるパーツですから、お会いした瞬間にそこを褒められると心に刺さります。さすが一流の人は一味違うなと思ったものです。
荒井さんは今度は日本橋におでんの店を出すとのことで、そちらの立ち上げの為に今月いっぱいでここを離れるとのことでした。前向きにアグレッシブの生きる人の目は輝いています。僕もあと十年はそうありたいと思いながら、若い人にエネルギーをもらい感化されている自分にふと気が付くのでした。

「若どり　丸の内」
東京都千代田区丸の内1-6-4丸の内OAZO 6F　
℡03-5221-5231