翌日は午前中からモンマルトルの丘へ登り、ゆっくりと徒歩で下りながらバー＆レストランの酒の状況を視察して、凱旋門まで行き、そこからシャンゼリゼのギャルリー・ラファイエットの酒売り場を見てコンコルド広場でタクシーを拾ってカルチェラタンへ行く計画です。


モンマルトルの丘から一望するパリ市街

パリの冬空はどんよりと曇り、気温はさほど寒く感じませんが冷たい風はちょっとこたえます。気候のよい時期ならこの辺は観光客でごった返していることでしょう。

坂道を下っていると素敵なバー＆レストランを見つけました。



この時間はまだ客はほとんどいませんが、夜は相当に賑わうはずです。



バーカウンターの棚にはカクテル用のリキュールの中にブランディのボトルも見えます。
日本の製品は見当たりません。



モンマルトルは昔から芸術家達が愛し、住んだ街です。画廊がそこここに目につきます。



歩いていると雑貨店の店頭にこけしと古裂を見つけました。今日初めて見る日本の物です。
ここはアジアの古い雑貨を扱う店のようで日本のほかに東南アジアや中国、韓国の物もあるようです。
バー＆レストランを見つけるたびに覘いてみましたが、どこも似たような品揃えで日本の酒を置いているところは見つかりません。
かなり歩いて今どの辺あたりにいるのかもわからない状況でしたが、
ついに見つけました！





「山崎」、「白州」、「知多」が並んでいるのを発見。ジャパニーズウィスキー頑張ってますね。
なんだか少しホッとしました。
だいぶ歩いて、もうそろそろと思っていたらようやく凱旋門が見えてきました。時計を見ると、思ったほど時間は経っていません。やはりパリは東京に比べると小さい都市です。
（づづく）