去る７月９日、日本ソムリエ協会熊本支部による球磨焼酎セミナーがホテル日航熊本において開催され、「球磨焼酎蔵ツーリズム協議会」から下田会長(大和一酒造)、堤副会長（繊月酒造）、そして急遽欠席となった役員に代わって顧問の僕が起用されたのでした。
協議会発足当時、酒造組合の理事長だった僕にあてがわれたいわゆる「充て職」だったのですが、理事長を辞めた現在もなぜか居座り続けている役職です。
今回のセミナーは日本ソムリエ協会会長の田崎真也先生がリモートで参加されるという異例のもので、普段田崎先生はリモートでの利き酒は決してなさらないのだそうです。
「焼酎の熟成について、特に樽熟成について」と聞いていたので安易に考えていましたら、当日の現場で災害復興についての報告等々、聞いていなかったことがいっぱいあり、話す内容の趣旨も勘違いしていた部分もあったりで大いに焦りました。なんとか自分のパートの責任を果たし、セミナーはおおむね成功で喜んでいただけたようで、ホッと胸をなでおろした次第です。