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2024/06/23 21:27

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今、目の前で寿司を握っておられる方こそ、「銀座寿司幸本店」、杉山 衛 社長です。
経営者として、料理人として、酒の目利きとして、そして文化人としても超一流の人で、僕にとってはまさに雲の上の人物。「銀座料理飲食業組合連合会」の理事長もされています。
昨年に引き続き、1月15日より銀座のお店との「球磨焼酎キャンペーン」が開催され、今回ついに憧れの銀座寿司幸本店様に弊社の「特吟六調子」を指名していただいたのです。天にも昇る気持ちとはこのこと。そして今、特吟六調子を飲みながらゴッドハンド杉山社長の手ずから握っていただく寿司を心行くまで堪能しているという次第です。
ネタの品質と鮮度の素晴らしさは言うまでもないこと、口に含むと柔らかく崩れてネタと絡み合うシャリの妙味は握りの技術の神髄です。上品で繊細な寿司酢の使い方、まるで宝飾品を思わせる見た目の美しさ、全てが一つの統一感のもとに融合している。これぞ芸術!
あらためて飲食は文化であり、目指すのは「芸術」だと思いました。
「恋人は一本のワインであり、妻はワインの空瓶である。」とはボードレールの言葉ですが、飲食も同じ、「飲んでしまえば、食べてしまえばそれで終わり。美術や文学、音楽にはなりえない。」とはよく聞くご意見です。しかしながら、すべてのものには終わりがあることを考えれば、同じように「美」も本来刹那的なものではないでしょうか。所詮、死すべき運命にある人間の技なのですから。「…きょうをかぎりのいのちともがな」これが美と向き合って生きるものの態度であると思うのです。
寿司を握られる杉山社長の目の光を見ながらそんなことを考えました。
東京出張がこれから本当に楽しみになりました。
何と言っても僕は寿司が大好きです。生きる喜びであり、糧です。
頂いたこの御縁、大切にしていきたいと思っております。
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流れるような一連の動き
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まるで宝石、食べるのがもったいないくらい。