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2024/06/16 19:52

「くまモン」の生みの親であり映画「おくりびと」の脚本などでも有名な熊本県出身の小山薫堂先生への球磨焼酎酒造組合のコンサルティングが、県の補助事業で実現したのが2016年10月27日のことでした。僕と大和一酒造社長の下田組合理事、大石酒造専務の大石組合青年部長(当時)の3人で県庁へ出向きご助言、ご相談をお願いしたのでした。
その時、小山先生は「球磨焼酎の優れた特徴は原料が米なので、どんな料理にも合うというのはよくわかるが、なんにでも合いますではいまひとつインパクトが弱い。何か一つこれにはずば抜けてよく合うという料理はないか?」と言われ、僕は即座に「それは鮨でしょうね。」とお答えし、その根拠となる持論(同ホームページ、「美味しい飲み方の提案」の中の「鮨との相性が最高!」を参照)を展開したのでした。すると小山先生は「たとえば銀座エリアの寿司屋さんだけに限定した球磨焼酎をアピールできるマッチングイベントとかを考えてはどうか。」とのご提案をいただき、それはぜひやりたいという話になったのでした。
とは言うものの、最初は全く雲をつかむような話ではたして実現するのやら…という気持ちでした。しかし、銀座の寿司屋さんに扱ってもらうのは僕のみならず、球磨焼酎全体の悲願でもあります。何とか実現したい、実現させようと心に誓ったのでした。

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小山薫堂先生を囲んで、右から筆者(僕)、下田理事、左、大石青年部長(当時)

球磨地方振興局と熊本県東京事務所の皆さんのご尽力により、 今年の7月13日に銀座飲食店組合の事務局の方々との会談が実現、いよいよ事業が動き出しました。
8月9日には2回目の小山先生へのコンサルティングが行われ、今回は球磨焼酎酒造組合の田中専務理事、松本酒造社長の松本理事、白岳酒造専務の高橋元組合青年部長、現イベント実行委員の4名で県庁へ赴き、事業の進捗状況を報告するとともに今後の展開についてもご助言をいただきました。

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小山薫堂先生を囲んで右より筆者(僕)、松本理事、左より田中専務理事、高橋イベント実行委員。球磨焼酎への応援の気持ちを込めてミニのぼりをもってくださいました。

その時ご提案いただいたのが14年前光文社の雑誌「ブリオ」の通販のコーナー「通人販売」で販売された焼酎グラスの復刻です。小山先生と世界的に著名なソムリエで現日本ソムリエ協会の会長あられる田崎真也先生とのコラボで制作されたもので、なんと両先生のサインが入っています。これを球磨焼酎のために使ってよいとのことで両先生からもご了解を得られました。
それがこれです。
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大型のワイングラスの足の部分を取ったような形状で、ロックにもお湯割りにもそのまま飲むにも対応できる万能焼酎グラスです。

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小山先生、田崎先生のサインがそこに焼き付けられています。

そして、開催日と会場も2017年11月8日(水)、「銀座寿司幸本店丸ビル店」様に決定し、チラシも完成、銀座飲食店組合様を通じて配っていただきました。
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さてどうなるか、請うご期待!というところでしょうか。