ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ

皆さんよくご存じの宮沢賢治の「雨ニモマケズ」のフレーズですが、僕も全く同じ心境です。
梅雨に入ったというのにまったく雨が降らず、心配する毎日でした。
農家でもないのになぜか？それは「球磨焼酎」の原料になる米が不作だと大変なことになるからです。造りたくとも造れないという年も何度か経験しています。ただでさえ昨年から原料米が不足してとんでもない高値になっているというのに、ことし不作だったらどうなるのだろ～、というわけです。でもまさか、今どき「雨ヨフレ～」などと雨乞いをするわけにもいきませんしね。
そうしたら先週の土曜日、夜中からすさまじい量の雨が降り我が家のベランダも水浸し、まさに洪水状態になっちゃいました。今度は雨漏りの心配です。でも、とりあえずよかったよかった！



ところが、なのです。日曜日のお昼頃には雨は上がって晴れ間が見えてきました。
そして今日、月曜日、曇ってはいますが雨は降りません。雨は一度に大量に降っても浸み込む間もなく流れてしまいます。梅雨は約一か月以上にわたって雨が断続的に降るからしっかりと大地に吸収され豊かな地下水になります。日本は島国にもかかわらず水に恵まれているのはひとえに梅雨のおかげなんですね。確かにうっとうしいことこの上ないのですが、「恵みの雨」なんです。雨ヨフレ～！