僕は現在、球磨焼酎酒造組合の理事長を拝命しており、同組合の田中専務理事とともに、３月３０日、熊本県庁を訪れ蒲島郁夫熊本県知事に球磨焼酎酒造組合からの義援金をお渡ししてきました。

義援金の内訳は、昨年の７月７日の「熊本県産酒を盛り上げる会in福岡」におけるチャリティーオークション、８月２６日の「球磨焼酎を楽しむ会」（人吉）におけるチャリティーくじ引きおよび「雨ニモマケズ会」様よりの御寄附、１１月１３日の「球磨焼酎利き酒大会in新宿」（東京）におけるチャリティーオークション、今年２月１３日の「あさぎり銘酒まつり」（球磨郡あさぎり町）からの義援金、２月２６日の「球磨焼酎を楽しむ会in福岡」におけるチャリティーオークションとなっています。とは言え、本来知事に胸を張って直接お渡しできるほどの額ではありません。
「地場を代表する産業のひとつであるにもかかわらず大変些少な額で恐縮なのですが･･･」と申し上げると、
「額の多寡ではなく、応援してくださる皆さんの気持ちの問題だから。」
と、超御多忙な中で時間をお割きいただき、気持ちよく応じていただきました。
「地場を代表する産業のひとつであるにもかかわらず…」という僕の言葉には、申し訳ない気持ちとともに言いようのない口惜しさが込められていました。これほど知事にも、県にも大切にされてきたのにこの程度のことしか出来ない、力のない球磨焼酎の現状、なんとか打破して研鑽を重ねお役に立ちたいと決意を新たにした次第です。

チャリティーや義援金に御協力いただきました球磨焼酎ファンの皆様に、改めまして心より厚く御礼を申し上げます。